全財産

 瞬間物忘れ改造人間となったと昨日発表したが、今日またあらためて確認した、午前中家を出て叔父さんの所に急いだ、年末恒例の餅つき作業、蒸篭火付けあらため役を毎年任されているのだ。
 最近の餅つき事情、もち米を蒸すまではいいのだが、次の工程が気に食わない、まるでもち米の洗濯状態、自動餅つきマシンだ、待つことしばしで出来上がり、日本の古式豊かな風景は何処に行ったのか?
 この餅、雑煮などで煮過ぎるとダラ〜となり溶けてしまう、昔風につくと、腰がしっかり、どのように煮ても形は崩れないのだ、もち米は叩かないとダメなのだ。
 餅つき作業終了後、また例の2号設置場所に微調整におもむく、山から帰路、事件発生、ふとポケットに手をやったが財布が無い?「ありゃ!!」落ちた、この広い休耕田の何処に落としたのか?「困ったことになった」しかし財布が落ちるような姿勢になった覚えが無い、おかしいな〜、家を出たときの事から考えて見るがなにも思い出せない、どのポケットに入れたかも覚え無し、家にあるのかも?休耕田を探すにはもう暗すぎる、明日にするか・・・と思い帰宅した、小銭しかないので惜しくは無いけれど免許証が?家で車を降りるとき、ふと座席の下に手をやった、あった!!、何のことはない、中身の無い財布を隠すからこんなことになったのだ、しかし財布の置き所を忘れるようでは、もうダメだと情けなくなってきた。
 認知症になると必ず財布が無くなった、財布を取られたと騒ぎ出すそうである、二、三年先には家内に向かって泥棒などと言い出しそうで気の毒に思えてくる、今から悪気で云うのではないのだよと、言っておこう。

イノシシ自治区

 今朝の1号機の前の足跡はなんと大きかった、恐ろしくなってきた!!
 イノA「そろそろ行ってやろうではないか、今夜行くべ〜か・・・!」
 イノB「行こう行こう・・・!」
 親分イノ「用心しろよ・・・!!」
 情婦イノ「・・・!」
 マンション管理人「マンションは鉄筋を多めに使っているぞ地震が来てもびくともしない、安心して入りなさい」とかなんとか言いながら自治区の夜は更けてゆく・・・

ここで一句

治療薬早く作って認知症

・・・もうそんなに長くは持たない