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生中継

見られた人も居られると思いますが、今日は我がハゼ工房にNHKTV中継車がやってきた、ハゼロウが出来上がるまでの一連の行程を生中継するという。
　いつものように撮影後編集をするのだと心配は無いのだが、生中継ともなると、一つのミスも許されぬ、我らはミスは恐れないが天下のNHKがミスでは話にならぬ、さすがスタッフは１０名余、たいそうな機器を持ち込んで来た、夕方の放映と云うのに午後から入念な打ち合わせとリハーサルが繰り返された、わずか５分少々の番組のために大騒ぎ？。
　ハゼ工房側も１０名を揃えた、なにしろ、いつものように一人二役とはいかない、各場所を責任を持って担当、万事手抜かりの無いよう用意万端で本番を待った。
　なにしろ本番で生ロウが出てこないのでは大恥では済まされない、顔の引きつる思いである・・・とかなんとか言っている内に本番開始、緊張の５分間が始まった、笑顔笑顔と思えどそうもゆかぬ、私の役目はハゼ絞りもメインの蒸したハゼ粉を圧縮、クサビをブチ殴る役である（お寺の鐘つきみたいなものですが・・・）。
　なんとか無事終了、ハゼ会員一同面目をほどこした、しかし疲れた、我がハゼのメンバーに比べ局側のスタッフの若いこと、うらやましい限りであった。

ここで一句

ダイガラも知らぬと言いだす若い奴

・・・それにつけても・・・疲れたぜ