ツバメ !! 

 昨日工事のため某家にお邪魔したおりのこと、主人がツバメが来るたびに追っ払っている、良く見たらツバメが巣作りをしょうと思っている場所の下に高級車がデンと構えている、そりゃ〜追っ払うのも無理はないのだ、一日中そんなことをしている暇はなかろうから、私としては、この先々が楽しみでしょうがない?いずれ主人ともども車も外出となろう、その時がツバメにとっては勝負だ、例えて云えば上関町の原発問題にも似ているのだ、監視人のいない内に立地調査?
 最近はツバメの数も以前より減っているように感じるが、私の思い違いであろうか、道を歩いていると真正面から猛スピードで飛んできたものだが、そんなことも見られない、稲作作りの減少で建築資材(泥土)がないからでしょうか。
 これは近所の動物好きの奥さんの話、何年も前のこと、ツバメの ”どびんご”が巣から落下、なんとそれを育て始めた、親ツバメの方は「困った?」と思ったか「ラッキー!!」と思ったかは定かでないが、とにかく彼女は成人(成鳥?)するまで育てた、自分ちの犬、猫にも襲ってはいけないと言い聞かせ、何週間か後には家中を飛び回るようになった・・・これからが本当の感動物語が始まる。
 ツバメにとっては日本は仮の宿である、お産のために来日したのだ、そろそろ旅立たなければの時期が来た、追いかけてみたことはないが実家は南の方らしい、奥さんの方も子離れの準備をしていたと云う、そんなある日外を見ると何十羽かのツバメの団体が前の電線に並んで騒いでいる、彼女はそこでハタッ!!とひらめいた、これは、ファミリーでこの子を待っているのではないか?そこで放り投げた。
 なんとファミリーはその子を取り囲むようにして、家の上空を何回か廻って南の空に飛んで行った、これ嘘ではない本当の話。
 私小さい頃T町のチベットといえそうな所で爺、婆に育てられたが、納屋の中はシーズンともなればツバメだらけ、ある日こともあろうに、オウコ*1でツバメを突っついた、怒られた、怒られた、甘やかし放題の爺ちゃんが・・・怒った、今でも良く覚えている、あれ以来私は不幸続き!!
 わが家では新築まもない頃、ツバメが何回か玄関先を伺っていたが、相方が玄関が汚れると言って追い払っていた、あれ以来我が家は不幸続き!!。       


*1:重いものを前後にぶら下げるため肩に担ぐ棒?(説明になってない?)