三倉岳

 寒の戻り?この二、三日とてつもない寒気が来襲、震え上がっている、このさなか、まんさくの会(登山グループ)で大竹市の三倉岳登山に挑戦、今年初の山登りということで総勢19名の参加、ほぼオールメンバーとなった、歳の多さでは、どこにも負けないと豪語する連中であるが寒さなどは全然気にしていない、「制覇するぞ!!」とイチロー並みの気合の入れよう。
 この山は私がグループに入った当時登った覚えがある、あの時は山登りに慣れなくて青息吐息でゼーゼー云いながら死ぬ思いで頂上にたどり着いた、だいたい最初の一年間はほとんど死ぬ寸前であったが、いまは要領を覚えたのかどこに登ってもたんたんと歩く術を会得、我ながら成長している、今日は特に寒さが厳しく登山向き、かなりの急勾配であるが登山下山とも汗一滴流れない、"こぶし"と"あせび"の花咲く中を快調快調である、朝日岳、中岳、夕陽ケ岳と見事制覇?。
 けっこう他の登山客?も多くて、聞くと、「北九州から来ました」「ハ〜?」「千円持って高速に載って来ました」と機嫌が良い、こんなとこにも道路公団大盤振る舞いの嬉しい余波?が・・・いや実に結構なことである。
 三倉岳は岩山である、山そのものが岩であるうえ、大小の岩もゴロゴロしている、ロッククライミングの練習場にもなっているようで、なかなかの景観、一歩間違えれば千尽の谷底、みなさん慎重に慎重に、ほぼ垂直な勾配では四つん這いになり、時には小さな親切?でぶら下がっている鎖の手助けを借りて登って行った。
道なき道を粛々と登ってます

景観は良かったが命がけ?岩上で手を振っている・・・大丈夫か?