波浪逆巻く平郡島へ

 一昨日(15日)から仕事絡み、一泊で平郡島へ出張、怒涛逆巻く波を縫うようにしてフェリーは進む(嘘ですが・・・)、なにしろ日に2便しかない航路であるから仕事する時間は少ない忙しいこととなる。
 初日、平郡西に向けて出発、軽車両二台でフェリーの乗り込む、内一台は温水器を積み込む、まるで運送会社風である、9時過ぎ西港に到着、現場に行き荷降ろし段取りをするうちに昼のサイレン、なにする時間もない、焦るばかり、一泊なのでゆっくり作業ともゆかない、暗くなるまで奮闘努力なんとか先も見えて一日目終了。
 それから先が予定外?ゆっくり宿で・・・とならなかった、肝心の一軒しかない旅館は、主、病の為休業中、今夜は請負元の大工棟梁の家で一夜の宿となる、まるで一宿一飯の恩義どころか、お願いとなった、これには私も参った、なにしろ手ぶらで家を出ているのだから・・・まあホームレスよりは恵まれていると思い直した、二日目(本日)帰路フェリーは最終便午後二時半という、なんとか作業もやり遂げた、無事本土に向けて乗り込んだ。
 平郡は老人ばかりの島、猫が多い、聞けば現時60頭〜70頭という、保険所で処分したらと言ったら、島では「猫は殺戮しない」との暗黙の了解があるらしい?こりゃ〜猫にとっては天国、そのうち人間社会は猫にとって代わられそう?心配である。