代役

 寒いですね、今日はゆっくりと正月をノンビリ楽しく過ごしたいの計画であった、コタツに潜り込み半分睡眠、半分TVのままで良い気持ち・・・のところに突然の電話、住吉神社総代長から元気の無い声、「誠にすまんが神社に行かれなくなったので代わりに参ってくれないか?」そう云えば今日は正月のお祭りだ、毎年総代長が代表で執り行うことになっているのだ。
 どうも緊急事態らしい、なにしろご高齢である、正月そうそう飲みすぎか?、とにかく宮司が来て祝詞を・・・、寝ている場合ではない、早速午後3時、正装に変身ノコノコと出かけた、なにしろ4年間の総代勉強も心ここにあらずの態度であったので、只諸行事を眺めていただけ、困ったことに供物の並べ順番も思い浮かばない、お神酒と水を入れる器の区別もつかず弱った。
 仕方ないので宮司の手助けを借りた、宮司祝詞中は、私不遜にも今年の豊猟を祈っていたのだ、なんとか無事済んだ、考えて見れば私の覚えていたのは二礼二拍一礼だけである、この事態は私にとって良かったのか悪かったのか、この一年間が楽しみだ?。