研修旅行

 14日、15日とハゼの実復活委員会恒例の研修旅行に参加、今回は全員14名、半数はハゼ祭りで大変お世話になった応援団の方々の参加でした、我々としては、なんとかゴマをすり、本会員になってもらおうとの魂胆である。
 行く先は大分県竹田市で開催中の竹楽、なんと街中、竹のポンプラ(竹で作った蜀台)?にロウソクが灯っている、その数20,000本とか道路、玄関先、神社の階段、城跡へ登る坂道など所狭しと並んでいる、よくもま〜これだけ灯を着けたもんだと感服した、私たちも田布施川で灯を着けて回ったが、たかだか1000ケ、完全に負けている、 街中が一致団結している様子ありあり、まったくうらやましい限りである、詳しくはhttp://www2.city.taketa.oita.jp/tikuraku/
 今回の旅行は竹楽以外はドライバー(ドライバーも会員)の思いつき旅程、彼が右と言ったら右、左と言ったら左、我等の意見など一切通用しないスケジュールなのだ、初めは陽目ひなための里、紅葉は最盛、白水の滝に案内された、滝といっても川から落ちるのではなく岩壁などから水が吹き出ている、なかなかの眺めに感心した。
 次が噂に聞いていた"九重夢の大吊り橋"長さも高さも日本一と、うたっている、恐ろしく揺れ動く橋である、地から湧いたか、天から降ったか・・・橋は満員状態、どう見ても500人ぐらいは橋に乗っていて、立ち止まってはいけないなどと係員が叫んでいる。
 橋も高いが渡橋料も高い一金500円、日本人の悪癖、人々の集まるところ、我も行かねばの使命感、老いも若きも我先に押し寄せている、儲かるだろうな〜と羨ましくも感心、いらぬ心配だが、うつ病の人など連れて行った日には間違いなく橋の手すりによじ登るだろう?・・・また山々の紅葉風景は橋のお陰でグチャグチャ、侘び、さびを忘れた日本人。
 よれよれに疲れた後、"筌の口温泉"で極楽々の状態となる、この温泉以前にも二、三回浸かったことがある、しかもいつも真夜中?今回初めて昼間の入浴、実にひなびている?湯は完全に泥湯、新品のタオルなど使ったものなら真っ黄いになる、温泉の中の温泉という感じである、温泉の入浴料金200円、橋より安い、おかしい?なんだかんだと楽しい旅行であった。
 圧倒的な数の竹灯篭、城跡への坂道。

ここで一句

邪魔な竹脇役やってよみがえり