田舎暮らし

 桜が咲こうか咲くまいかと迷っているようです、世の酒飲みの皆さんもイライラしていそうで気の毒であります「花は咲かなくたって飲むときゃ飲むんだ!!」の声も聞こえてきます、酒類売店の方々には真に心強い言葉であります。

最近、新聞、TV、雑誌などで見かけるフレーズに「定年後は田舎で暮らそう」がある、年老いて田舎でノンビリ暮らすのが人生の理想などと言っている、まあこれは都会の皆さんの発想である、誰も彼も実行ができるものではなさそうですが、さも田舎で暮らすのは楽しくて仕方がないように宣伝?している。

 田舎は空気が綺麗、隣近所は親切、新鮮な野菜、新鮮な魚、もう良いことだらけ、天国?桃源郷?・・・「甘い甘い!!」、確かに空気は今のところ綺麗である、しかも"只"、これがいい、なんたって私なんか"只"と聞いただけで興奮して手足は震えてくるのだ、空気で震えているようじゃ〜どうも見っとも無いが、今や現実は高齢化が進み(進むというより、もう高齢者だけ)野菜作る人、魚獲る人が減少、作りたいのだが作れないのだ、どちらを向いても百姓は私一代で終わりの人ばかり、休耕田が累々と並んでいる?田舎は肉体労働、定年後ではチョット・・・遅い。

 出来ることなら「若者よ田舎へ行こう」をやってもらいたい、なんたって田舎へ来れば、この狭い日本国では信じられないほどの土地が余っている、俺は百姓(農業)をやるぞと叫ぶだけで皆さん大歓迎、農業機械などはアチコチの倉庫に眠っているようですよ。