Qちゃん

 先の日曜日、名古屋国際マラソン、全国民こぞってQちゃんを応援しようという大事な日、私は早朝、墓道の清掃作業、その上、臨時にイノの解体作業が入り万事休す、応援するどころか正午頃から包丁片手に大立ち回り、皮、剥ぎつつも気になってしようがない、ラジオのダイヤルを回しに回したがどこの局もやる気なし、放送局なるものは少しは考えてもらいたいものである、視聴者が何を求めているのか?音楽番組などやっている場合ではなかろう、本当に心頭カリカリ、自分のラジオだから我慢したが他人のだったら、とっくに放り投げ捨てていたろう。

 手抜き手抜きの作業も終わり(終わらせ?)そろそろマラソンも勝負ゾーンに入っただろうと思う頃なんとか帰宅、土足のまま(嘘です・・・が)TVの前に、見れば先頭集団とおぼしきランナーが5、6人、壮絶なる女の戦い、Qちゃんの調子やいかにと目を凝らしたが居ない、なんだなんだと頭をめぐらす・・・オ〜そういうことか、もはや独走態勢、遥か先を一人旅?さすがQちゃん・・・と、そのうち実況アナが「高橋尚子選手スタート後8Kmあたりでよもやの失速?」などという。

 わたし思わず「嘘っそ〜!!」と日頃発しもしないような言葉が飛び出る始末、しかしなんとしたことだ?走ってみなければ分からない?これじゃ〜まるで競艇とおんなじだ、幾たび名前も知らないような選手が一着を走っているのを見たことか・・・話は横道にそれそう。

 恐れ多くも国民的英雄Qちゃんの前を走った奴がいた?無礼な奴らである、遠慮というものはないのか、こんなことを言っても愚痴になるな〜、しかしもう年齢なのか、このままズルズルと引退とかにならなければいいが心配である、彼女のやる気の発言が救いだ、こうなれば優勝した中村選手に頑張ってもらうしかない、なんたって若さがいい、中国国民に日本マラソンの真髄を見せてやれ!!。

ここで一句

今までの努力に神仏知らぬ顔

・・・それにつけても・・・夢はかなわなかったな〜?