[愚痴言いたい放題]
吾亦紅

 マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難い

 さらさら揺れる 吾亦紅われもこう ふと、あなたの吐息のようで・・・

 盆の休みに帰れなかった 俺のずさんさ 嘆いているか

 あなたに、あなたに謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰

 あなたに、あなたに謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た

 ただ あなたに 謝りたくて・・・

今月のカラオケ教室の課題曲です、昔風に云えば母物(死語)?上記のような詩が延々と続きます、詩・ちあき哲也 曲・杉本真人、大晦日、歌の祭典「紅白歌合戦」にも歌われるそうである、泣かずにはいられない詩です、多分男なら思い当たること数々、口には出さないが、ずーっと心の中にあるのです、線香を上げる暇がないのは現実なのか、言い訳なのか?

 この歌、教室で歌っている分には問題ないが、ひとりで歌っていると曲半ばで涙が出て歌えないのです、歌っていると泣けてくる歌は「秋桜」以来、非情でなる私でも、そんな風ですから、多分号泣する人もいるのでは?。 

ここで一句

素直には言葉に出せないもどかしさ

・・・それにつけても・・・泣ける!!