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[愚痴言いたい放題]
土曜、日曜と二日連続のテレビドラマ「点と線」を見た、社会派作家、松本清張の代表作である、出演者の豪華さもあったが、最近の軽々しい内容と違いかなり重厚な作品となっていた。
最近は己の歳を考えて早寝早起きを実践しているが、このドラマ、時間帯が遅いのには参った、清張の作品は全部読んでいたつもりだったが、今や内容はすっかり大忘れ、覚えているのは、あの清張氏の顔、一度見たら頭から離れない、オールバックにあの唇、まあ忘れているから面白く見れる、平刑事が巨悪に挑む、よくあるパターンではあるが、テンポ、スピード抜群でついつい画面に引き込まれた。
"ビートたけし"の刑事役、眼光鋭くピッタリ、まさに刑事の眼である、小道具に使っていたナポレオン帽子?がまた良かった、推理小説によく使われる時刻表、昔懐かしい国鉄&蒸気機関車、おじさんにはたまらない場面ばかり、なんだか夜行列車に乗った気分、一番泣けてきたのはポイント、ポイントで流れる「上海帰りのリル」・・・泣けた〜。
事件は解決したものの、遂に巨悪は逃した、なんだか最近の事件にも似たような、あの"還元水大臣"の事件も結局ウヤムヤで幕引き、どこかで舌を出し笑っている奴がいるのかも・・・?。
話変わって
例の話ですが、イノの奴影もなし、天に昇ったか地の潜ったか?、ようとして行方知れず、おまわりさんに捜索願でも出さねばと思案中、朝早くからの見回り同心の立場はどうなるのか?。
ここで一句
民放もやればできるの心見せ
・・・それにつけても・・・懐かしくも面白かった?