伊藤伝右衛門

りしきる大雨の中、○○観光バスのお世話で、伊藤伝右衛門さんのお宅を初めて訪問した、稀代の人物ということで本人に直接会って話を聞きたかったが何しろ万延元年桜田門外事件(井伊大老惨殺)の年に生まれたとあって今は亡き人(http://www.h7.dion.ne.jp/~wordword/sakuhin/denki/ito_denemon.htm)。

 皆さんこの名前知っておられますか?私も不勉強でこの伊藤博文大河内伝次郎を足して2で割ったような人物(伝次郎を知る人も今は?)始めて知った次第、どうも良く調べたら大金持ちだった、できれば大金持ちの人と知り合いになりたかった。

 この人物九州地方にその名を轟かせた「筑豊の炭鉱王」と云われ黒いダイヤを掘り出し一代で蓄財、大邸宅を建てた、お金が貯まると人は豪邸を建てるは世の習い、なにしろ敷地2500坪に300坪の家屋を建てた、この家屋、金銀財宝を敷き詰め襖一枚、天井板一枚まで贅の限りを尽くし、「これで文句があるか?」の態である、眼前に広がる庭園も「これでどうだ!!」の感である。

 この伝ちゃん(親しみを込めて?)これだけでは終わらなかった、嫁にした相手が恐れ多くも大正天皇の従姉妹、愛の力か、財の力か知りませんが、もう最高の女性を手にしたわけだ、この女性タダ者ではない世に知られた名前を「柳原白蓮」・・・"柳原白蓮"、歌人である波乱万丈の人生を送っている、数々の歌を詠んだ、男の私から見れば悪女だが女性の方から見れば憧れの・・・?(http://www.jtw.zaq.ne.jp/kamifu-sen/byakuren-miti.html)大雨の中「凄い凄い!!」の連発で日帰りバスツアー終了、宣伝する訳ではないが、乗車中コーヒー、昆布茶などガイドさんが笑顔と友にサービス満点、お客様は神様の心が浸透している、旅はこうでなくてはいけない。

ここで一句

金貯まり家と女に走る日々

・・・それにつけても・・・凄かった!!