神も自然に勝てず

夜は我が自治会の守り神、住吉神社に置いて湯立てまつりがうやうやしく挙行された、この湯で持ってお払いを受けると夏の病を封じ五穀豊穣の利があるとの噂である、お払いを受けた者のみ?この夏は健康に過ごせるのである。

 昨夜は4人の神社総代と宮司だけで自治会の平穏をを祈ったが住民の参加は見られず、果たして神がこれを許されるかどうか?心配である。

 しかし昨夜の豪雨は凄かった、なにしろ石段が川状態、すでに古びた石段は崩れかかっているので滑りそうで恐くて恐くて、貧乏神社とはしかたないもので、水道設備がない、毎回水は(掃除用他)小学校までバケツ片手に貰い水、この豪雨、「雨水ではいかが?」と言いたいのを我慢、しぶしぶ運ぶ有様。

 7時過ぎから朗々と響く宮司祝詞から神事が始まる、宮司の声が高くなれば雨音の方も負けじと、いっそう激しくなる、天も神事とわかっても止む気配見せないのだ、ここ、ここに到って私は神の無力さを確信したのだった、この雨ではとても釜を持ち出し湯を沸かすこともままならず、メインの行事もやむなく中止となる、この夏は疫病などが蔓延しないかと心配なことである。

 ふと思ったのであるが、よく考えて見入れば我等5名が古びた神社本殿において豪雨の中、頭を垂れ「タカマガハラ〜・・・」などと叫んでいる光景は異様である、他人が覗き見でもしていたら、とても普通には見えまい、五穀豊穣どころか、五寸釘状態だ?。
変わって赤城農水大臣の不祥事が暴露されたようだ、また〜?やっぱり?でもう聞く方も疲れた参院選自民も最後の息の根が止まった感じだ、野党議員の目の輝きがまた一段と輝いてきた。

ここで一句

神仏の威力最近衰えて

・・・それにつけても・・・良く降ったな〜?