[愚痴言いたい放題]

弟見山

一回の登山、今日は暑くなるぞ〜と思いながら・・・グループ、「まんさくの会」11名の皆さんと出発、山口県島根県の県境に位置する「弟見山(1,085m )」である、田布施を8時スタート、ドライブ二時間、登山道入口に着いたのは10時、のっけから尾根伝いの急坂を登り始める、大袈裟ではないが体が後ろにひっくり返りそうなぐらいの坂である。
 この坂道がまた獣道風な幅?、しかも狭い道の真ん中に県境を示すコンクリート標識板が頂上まで等間隔に埋めてある、嫌でも下を見ながら登らなければ標識に足を取られる寸法になっている、せめてどちらかに寄せてもらえたらと思ったが両県、話し合いまとまらずの結果だろう、しかも面白いことに島根県側は植林がしてある、一方山口県側は雑木林とはっきり別れている、植林が良いのか?自然が良いのか?は見る人により様々であろうが、お金がかかっているのは島根県・・・ここは島根県の勝ちと見た。
 ここの山は「ドウダンツツジ、イワカガミ、カタクリの花」で名が通っているという、なるほどイワカガミは両側に「俺がイワカガミだ!!」という顔でずーっと頂上まで生えている、カタクリはかなり消極的な態度で一本一本に一ケの実を付けている、しかも数少なく希少価値満点、ドウダンツツジにいたっては数本だったが赤い花をつけていた、わたし初めて見たものだから「オオ!!なかなかのもんだ・・・」と思わず声が出た。
 なんだかんだで二、三回休憩をした後、頂上に着いたのが昼過ぎ、周りの山々を眺めるのももどかしく皆さん「弁当!!弁当!!」の連呼、弁当は開いたがここで異常現象?なんと蝿の大群が各々に襲ってくる、蝿が真っ黒な塊となってそこら中を飛び回っている、命の危険さえ感じた(少し大袈裟に申しておりますが?)今の世、とても下界では考えられない現象である「深緑の大自然、自然のクーラー、なんと清清しい!!」などと叫んでいた皆さん「オオ!!No〜!!」。
 前回と、今回辺りから山を登っても息切れがしなくなってきた、今日は涼しいせいもあったと思うが、どうやら私の体も登山に適したDNA細胞が増えたのかも?。
 少し画像ははっきりしていないのですが「紅ドウダンツツジ」です。
  

ここで一句

世事忘れ黙々登る天上へ

・・・それにつけても・・・疲れた