青野山

和野の大鳥居を前に山側の道を行けば青野山である、標高908mさほど高い山ではない、見たところお椀を伏せたような山だ。
 今日のメンバーは久しぶりに大所帯15名の参加である夏期間の空白もあったので、皆さん待ちに待っての登山である、登山口に頂上まで1400mと記してある、経験上?一時間ぐらいのもんだなと思う、しかし低い山ほど急勾配というのは常識である、覚悟はしていたが間違いなく最初から坂また坂(当たりまえだが・・・)まさに頂上にハシゴを掛けたようである。
 山登りは初めの100mぐらいが一番キツイ、後は体内が、こりゃ〜まだまだ登り続ける気だなと感知するのか、足はスムースに出るようになる、身体とはよく出来ている、嬉しいことに100m単位で地元の児童たちが標識を木に括りつけている、半分ぐらい登ったら「頑張れ後500m」などと記してある、頂上近くには「もうちょっと、頑張れ、後100m」と記してあった。
 頂上は着いた頃は空も曇り、身震いするほど寒かった、これには参った、やはり山陰地方は油断がならぬ、「弁当忘れても傘忘れるな!!」の諺は厳然として生きているのだ。
 下山時はさすがに急坂、足が滑りそうで思わず力が入り、下界に降りたときには足が自動的に震えていた。

ここで一句

今日もまた修業僧のごとく山登る

・・・それにつけても、疲れた!!