百姓道の誘惑

夕大百姓自認のK氏より電話あり、「コシヒカリ」の苗が余っているが百姓をやってみたらの呼びかけがあった・・・そんなことを云われても私としては非常に困るんであります。
 田植えなんてものは半月ぐらい前から段取りをして最後に水を張り、おお!!これぞ田だとなってから苗を植えるもんであると思っていた。
 K氏明日早速耕運機を転がして美しい棚田など作ろうなどと言い出す始末、「明日は大雨予報が出ている」と言ってみたが「百姓に雨風は関係ない!!」と軽く云われ、それもそうだ、百姓に雨は付きものと思えてくるから不思議である。
 それはそれとして、いつの間にやら、あれよあれよでK氏のペースのまま事は運んでコーチ兼手伝いもするからの言質を取り、今日は朝から叔父さんの休耕田に集合、まだ畑の方のイノシシ柵もやってないのに、舞台は第二幕に移った。
 K氏とOさんが来てくれ、私とで三人で農作業開始・・・と云ってもほとんど、おんぶに抱っこ状態であったが、耕運、あぜ、水張り、あっという間に終了(そんなに簡単ではなかったが?)。
 終了後のミーティングで来週初めに田植えをしょうと決定、こんな簡単なことで本当には出来るのか?この重大事件も叔父さんには事後承諾である(なにしろ叔父さんの田に、叔父さんの耕運機、叔父さんの鍬)夕方報告に行って「苗植機を借してくれん?」と言ったら唖然としていた。
 この話どうもおかしい節がある、百姓のプロのK氏が苗を余らすのがおかしいのだ、前々からこの休耕田に稲を作ろうとよく言っていた、その都度「いくらなんでも稲までは」と答えていたのだが・・・どうもはめられたかも?。

ここで一句

将来の日本を見つめ米作り

・・・それにつけても、今更米とは?