イノの運命

降るも大変暖かくて良かった、この調子ではこれから先寒くはならないような気がしてきた、昨日は夕方仕事から帰宅後、呼び出し電話あり深夜に二度目の帰宅となりブログ開く間もなく寝てしまった、ブログをサボってしまった、朝、目が覚めて深く反省している次第です。
 きょうは半日の仕事、昼前に帰宅、昼食でもと思っていたところへ、例のKさんから電話あり、イノを捕獲した「解体するので見に来ませんか?」、「行く行く!!」となり解体現場へ、このイノ、以前にもこの欄に記したけれど、私が設置している場所から下方に見えるのだが、何回も捕獲実績がある、この檻に入った、イノの臭いムンムン館、どうもコケが生えるまで設置していなくてはいけないのだろう。
 この解体作業の一部始終を実況中継・・・小さい檻に移した奴をまず自動鼻括りワイヤーで口、鼻を締め上げる、たまらずイノが暴れるがかまわず引っ張って固定する(これ私の役)そこでKさんの荒業が飛び出す、手製の槍でもって心の臓を一突き、私心の中で、「お前たちが生きていると、お百姓さんたちが困るのだよ」とかなんとか勝手な理屈をつけて手を合わした。
 解体最初の作業は腹部を掻っ捌いて臓物を取り出す、肝臓、心臓などは私にもわかった、次に皮を剥ぐ、インディアンの気分だ、皮を剥ぎ取るのが一番時間がかかったようだ最後に骨から肉を切り取る、三人(Kさんと、謎の女性ハンターOさん、私)で二時間はかかった、私としては手伝いも出来ていい経験になった。
 解体中は生臭いかと心配していたが、臭いなんか全然なし、むしろ魚を料理するほうがよほど臭い、しかしこれは一人では出来ない、撲殺をするのなら一人でも・・・?。

 

ここで一句

心では済まぬ済まぬと皮を剥ぐ

・・・それにつけても、気の毒であった?

認知症症候群進行具合?

小康状態。