巴里食堂

 いよいよ暦も残り少なくなってきた、今年も終わりだ寒さもそれらしくなってきてムードも高まってきた、アッという間であった。
 今日は早朝5時から出勤、広島方面の工事、帰宅は午後8時となる、さすがに疲れて夜のカラオケ同好会には欠席届けを提出、とても歌う気力なし、早めに就寝、早く床に着くと早く目が覚めるのが老いの習い、目を開けてオオッ!!そうだブログ・・・今、キーを叩きだしたAM4:00。
 昼食に現場近くにある古びた建物、今にもぶっ壊れそうな、その名も"巴里食堂"名前も古めかしいが営業しているのかい?と思いながら重たそうなドアを開けた。
 なんと飛び込んだとたん「何名様でいらっしゃいますか」・・・?内はけっこう広く、お客さんも満杯状態、ほとんど女性客、なんだなんだと頭の中を不安が行ったり来たり、とても労働者風むさくるしい男の入るところではなかったようだ、店内はテーブル、椅子、壁がすでにフランス、今にも"ジャン・ギャバン”が出てきてもおかしくない雰囲気。
 「こりゃまた失礼しました」と逃げ出すわけにも行かず、ここは何気ない風を装いメニュウーなど眺める?・・・が要領を得ない、なにしろその名も高い(値段も)フランス料理?やたら種類も多く、わざと難しく記してある、ここで頭を下げるのも癪だが、腹は減ってくる、どういう風に注文するのかを聞いた、前菜一品、スープ一品、メイン一品〜デザート、ドリンクなど好きな奴を一品づつ選べという。
 仕方ないので、ポテト、サラダなど聞いたことのあるような品々の入っている奴を注文、「パンにしますかライスに?」労働者は飯、「わかってるだろうが・・・」ワクワクしながら待つことしばし、出てきたものを見て驚いた、前菜は普通のサラダ?メインと云ってもハンバーグに半熟卵?・・・ただ和食を冷たくしただけではないか?フォークでなく箸を持って来いちゅうの?。

イノシシ自治区

 イノの奴檻から遠ざかっている、10mぐらい上のところで穴掘り作業に従事している、まさか小判でも出るのでは!!
 イノA「そろそろ行ってやろうではないか、今夜行くべ〜か・・・!」
 イノB「行こう行こう・・・!」
 親分イノ「用心しろよ・・・!!」
 情婦イノ「・・・!」
 マンション管理人「マンションは鉄筋を多めに使っているぞ地震が来てもびくともしない、安心して入りなさい」とかなんとか言いながら自治区の夜は更けてゆく・・・

ここで一句

フランスと名前が付けば値段張り

・・・満腹感より緊張感?