玉ねぎ !!

 昼前から雨となる、予報どうりだ、イノシシの見周りを済まし、急に玉ねぎ用の畑を作る事を決意する?畑に耕運機を走らす作業一つでも最近は決意が要るのだ。
 イノシシに夢中になっているあいだに、きれいに玉ねぎ植え付け時期をコロッと忘れ、これは大変と昨日T種物店に急いだ、今頃行っても、もう無いだろうとダメもとで店を覗いたら隅のほうに「誰か買ってくれないかな〜」と言いたい風な苗がいた、良かった!!種類などは何でもいいので買い求める早生苗200本とサラダ用苗50本(これ以上もう苗は無かった)、毎年晩生の苗なのだが、まあいいか!!と納得したのだ。
 ・・・と云うわけで畑を作った、作業終了後に雨が・・・やはり日頃の行いは良くしておくものだ、百姓先輩の忠告では植え付け半月前に石灰、鶏糞などを施し、そのまま寝かし、しかる後に苗を植えるのが基本、全くその通りであろうが、なにしろ、何かしら忙しく、なかなかそこまで手が廻らなかった、苗、石灰、鶏糞、化成肥料が同時進行となる、果たして玉ねぎは生長するのか?どうも一つのことを始めると他のことはほったらかし!!。
 苗を植えつつ思い出した、玉ねぎのDNA?の話、玉ねぎの一生は、皮の枚数が決まっているそうだ、大きな奴だろうが、小さな奴だろうが同じという、ならば大きな奴は皮の大きさが違うのか、あのときの話では、たしか玉ねぎが締まっているか、ぶよぶよとなって太っているかの違いらしい。
 小玉を作るなら苗の間隔を狭く、大玉なら間隔を広くするといいそうだ、小玉の方が腐りぬくいとも聞いた、どちらが良いかは悩ましいところだ?
 植え付けは終了したが、もう100本ぐらいは植えられそうだ、明日は苗を探して西、東、当ての無い旅に出よう・・・大百姓のたわごとだ?。

イノシシ自治区 

 檻付近の芋には見向きもしていない、用心深いというか?馬鹿というか?目の前に大量に芋があるのに・・・何を考えているのか・・・参った。
 イノA「・・・・!」
 イノB「・・・・!」
 親分イノ「!!」
 情婦イノ「・・・・!」
 とかなんとか言いながら自治区の夜は更けてゆく・・・

ここで一句

買うほうが安くつくのだ百姓も