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冬眠をするのか !!
だいぶ寒くなってきた、やはり少しは冷えてこなくては気合が入らん、これでいいのだ?亀吉と黒吉も元気でやっている、二匹一緒だと壮絶な縄張り争いでもするのではと観察していたが一向にそんな風もなく、いたって仲が良い、ひょっとしたらオス同士ではないのでは?。
本気で冬眠のことを考えようと模索していたら、籾殻はどうかと、フト!!頭に浮かんだので、善は急げ!!早速籾を探してきた。
バスユニットの半分に籾殻を入れたとたん、黒吉が頭からもぐりはじめた、これにはたまげたが、今度はいくら待っても出てこない、亀吉は突然相棒がいなくなったものだからオロオロしている。当分これで様子を見ることにする。とにかく無事に越冬してほしいものだ。
イノシシ自治区
小型檻も完成、ホットしているところに先輩が、「ちょうどいい、残った鉄筋で畑の猪柵の入り口の扉を二枚作ってくれんか?」の注文、本当に貧乏人は暇ができないと、つくづく思った。
自治区をのぞいたが変化なし諸先輩方の忠告を聞きこの三日間は檻には近づいていない。
気の長さなら誰にも負けぬ、ここはイノ達の好きに任せよう。
イノA「・・・・!」
イノB「・・・・!」
親分イノ「!!」
情婦イノ「・・・・!」
とかなんとか言いながら自治区の夜は更けてゆく・・・
ここで一句
温暖化嬉しいようで気にかかり