敬老会 !!

 本日風は少々出たが、生暖かい、まるで一枚二枚と数えたいような気分だ、雨も降りそうで降らぬ、イライラするのだ。
 毎年のことだが9月といえば敬老会、そう思うのは私だけか?残念ながら敬老の精神があるというわけではないのだ、町内のO地区の敬老会でここ十数年婦人会からの依頼でステージ一般(舞踊、カラオケなど)をI氏、O氏、K氏と私4人グループで請け負っている、したがって何事があろうとも、この日は身体を空けておかなくてはならない。
 本当に実感として年々老人は増加の一途、良く考えてみれば私も立派な老人だ、招待席の方にいても不思議は無い?・・・まだ少しは早いかな〜・・・が月日の経つのは速い油断は出来ない、聞けば敬老会に招待されるのも容易ではないらしい、年々年齢制限が上がり、今では誰が見てもこの人物は超老人だと万人が認めれば資格があるようだ?町としても招待すれば、お祝いの一つも出さねばならないから必死、財政困難のおり、いままで世間で長年活躍してくれた人への尊敬の念無し・・・というわけで私たちが老人たちをもてなすのだ。
 O小学校の講堂の楽屋は暑い、周りが田んぼなので、いっそう蒸し暑い、我々はこの請負の特権を利用して、毎年カラオケなどをステージで歌っている、プログラムには必ず我々の名前がある、招待客から見れば今年もあいつ等かと思われているだろうが、そんなことはお構いなし、目立ちたいのだ、ここしか顔を売る場所が無いのだ。
 私は毎年軍歌専門、軍服を着用して堂々と歌うのだが、世間の口うるさいスズメどもは、あんな兵隊だから日本は負けたなんぞと云う・・・まったく心外である、しかし今年も歌う「同期の桜」、そうだ散髪に行かねばならぬ、軍人は体裁を重んじるのだ。   


ここで一句

若い気でいられる時はもはや無し