亀吉の伴侶 !! 

 そろそろ八月のハゼ祭りの準備と思い作業所 ”ハゼ工房に ”へと車を走らせていたら、前方に亀吉*1に似た生き物が横断している、広い道路を必死で歩いている(走っている?)様である、車がけっこう行き来しているのに命知らずの行為である。
 人間から考えたら、なにも反対側の山に行かなくても、どちらも似たような場所なのにと思うのだが、よほど急ぎの用事か、美味しいものの匂いがしたか、はたまた朝帰りであったのか・・・。
 そんなことより、私の目に入ったのが運の尽き、すでに捕獲体制の準備に・・・と思ったとたんに、停車していた車からおじさんがトコトコ亀の方ににじり寄ったではないか、ヒョイと捕まえそのまま車内へ、私呆然,地団太?。
 亀吉も最初はストレスのため食事も喉を通をらないふうであったが、半月後には馴れて餌をねだるようになった、せっかく伴侶をと思ったが残念、おじさんが、あの亀を口に入れないよう祈るばかりである。          


*1:隣の子から預かっている亀です、彼女はもう飽きたようで餌やりにも現れない